師匠シリーズ

師匠シリーズ 狂心の渠

師匠シリーズ 狂心の渠

師匠シリーズ 狂心の渠 「すげえだろ。一日中、いや一年中、いやいや、一生ヒマが潰せるんだぞ、これで」 3 狂心の渠 劇団くじら座の公演を見た2日後だった。 よく晴れた日で、見上げれば秋らしい高い空が広 ...

師匠シリーズ くじら座

師匠シリーズ くじら座

師匠シリーズ くじら座 「だれも、彼の名前を知らない。わたしたちは、必ず、殺される」 2 くじら座 師匠に、劇団を見に行こうと誘われた。 弓使いが部屋を訪ねてきて、一晩を一緒に過ごしたことを師匠に言い ...

師匠シリーズ 窮鳥懐に

師匠シリーズ 窮鳥懐に

師匠シリーズ 窮鳥懐に 「今晩泊めてくれないか」 1 窮鳥懐に 師匠から聞いた話だ。 大学2回生の秋だった。 去年にも増して、身の回りに様々な事件が起きた夏がようやく過ぎ去り、肌寒さを感じるようになっ ...

師匠シリーズ ホテル

師匠シリーズ ホテル

師匠シリーズ ホテル 「なんだ、シャワーは浴びないほうが好みか」 大学2回生の春だった。 「幽霊がでるホテルがあるらしいぞ」 京介さんからそう誘われたとき、なんとも言えない違和感があった。 「行ってみ ...

師匠シリーズ 双子 4/4

師匠シリーズ 双子 4/4

師匠シリーズ 双子 4/4 「やっぱり、あとをつけたほうがよかったですね」 6月28日、日曜日の朝だった。 夜明け前に目を覚ました僕は、隣の師匠の部屋につっかえ棒が下りたままなのを確認してから、足音を ...

師匠シリーズ 双子 3/4

師匠シリーズ 双子 3/4

師匠シリーズ 双子 3/4 「だとしても、僕らはここで生きてきたし、生きていくんです」 3 <6月27日> 月本実 僕は師匠に頭を踏まれて目を覚ました。 あれ? 寝過ごした? 慌てて起き上がると、部屋 ...

師匠シリーズ 双子 2/4

師匠シリーズ 双子 2/4

師匠シリーズ 双子 2/4 「それだけです。寝ないで一晩中おしゃべりして、朝になったら解散するんです」 2 <6月26日> 双子を忌む村 6月26日は金曜日だった。その日の朝、僕は師匠の運転するボロ軽 ...

師匠シリーズ 双子 1/4

師匠シリーズ 双子 1/4

師匠シリーズ 双子 1/4 「私の生き別れの兄を探して欲しいんですけど」 1 羽根川里美 大学2回生の夏の初めだった。6月も半ばになり、道往く人々の服も軽くなってきた季節。梅雨入りして、むしむしする日 ...

師匠シリーズ 双子 0/4

師匠シリーズ 双子 0/4

師匠シリーズ 双子 0/4 「この街の24時間は、外の24時間よりも1秒短いっていう、噂だよ」 師匠から聞いた話だ。 0 時間の話 「にい、さん、しい、ごお、ろく、しち、はち、きゅう、よんじゅう、いち ...

師匠シリーズ 猫

師匠シリーズ 猫

師匠シリーズ 猫 「代償は、払ったろ」 ウニ 大学3回生の春だった。 正確に言うと、2回生が終わり、3回生の最初の授業を迎える前の、短い春休み中のことだ。 そのころ俺のオカルト道の師匠は、知らない間に ...

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